ネオジム磁石には、酸化しやすく、腐食しやすいという欠点があり、錆びたネオジム磁石は、磁力が低下(減磁)してしまいます。
そのため、通常は表面処理としてニッケルメッキが施されています。
メッキの厚みも重要
ニッケルメッキを厚くすることで磁石が錆に強くなります。
ただ、メッキの厚さはメーカーによって異なり、市販の安価な磁石には薄い(2~5ミクロン程度)ものも数多くあります。
3層メッキを採用
弊社のネオジム磁石では錆に強い3層のメッキ(ニッケル、銅、ニッケル)を採用しており、メッキの厚みは15~20ミクロンとなっております。
※メッキ厚はロットごとに計測器で測定。
シリコン樹脂による問題解決
ニッケルメッキを施したネオジム磁石でも湿気のある環境下では錆びてしまいます。また、高い温度による減磁もあるため、ネオジム磁石を使用する場合は、湿度と温度(80℃以下)に注意する必要があります。
弊社ではネオジム磁石の問題点を解決したシリコンマグネットも取り扱っております。