ネオジム磁石の発明者である佐川眞人さんと京都大学の研究所でお話しさせて頂きました。
佐川さんは約30年程前、現在地球上で最強の磁石、ネオジム磁石を発明しました。
佐川さんの専攻は磁石ではなく、金属材料工学だったのですが、最初の会社で「磁性材料の研究をやれ」と命を受け、大変困ったそうです。
しかし、やるからには本気でやろうと熱心に勉強し、独学で研究に取り組んだとか。
とにかく、思いついたらすぐに実験をする、どんなことがあってもあきらめず、ひたすら研究を続けた佐川さん。
その後の偉大な発明は、誰しもが出来ないと思い込んでいた「非常識」から生まれたのだそうです。
現在、佐川さんは磁石の新たな製法等の開発に全力を注いでいます。
お話しの最後は、ネオジム磁石の新たな用途開発の話で大いに盛り上がりました。
これまでの道のり、辛いこと、悔しいこと多々あったかと思います。
どんな困難ににぶつかってもあきらめない事の大切さを、佐川さんから学んだ一日でした。